文献

J-GLOBAL ID：201002216009448743   整理番号：10A0488077

据込み-押出し形摩擦試験法による冷間鍛造用潤滑被膜の摩擦特性評価

Development of Upsetting-Extrusion Type Tribometerfor Evaluating Lubricant Coating Performance in Cold Forging

著者 (4件)： 王志剛 (岐阜大学工学部) ,  小見山忍 (岐阜大学大学院工学研究科) ,  徳永龍一 (岐阜大学大学院工学研究科) ,  山岡祐一 (岐阜大学大学院工学研究科)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 51  号： 591  ページ： 336-341 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： パーツフォーマなどの多段鍛造工程を想定して線材などの円柱側面を対象に,端面拘束での据込み加工と押出し加工を組合せた潤滑被膜評価法を提案した。上パンチ,下パンチ,サイドダイスで構成する据込み-押出し形摩擦試験機による試験法の原理を解説した。試験中の試料形状の変化,および押出時に内壁面に回り込む部位の据込前・後での被膜表面走査電子顕微鏡写真を示した。本試験法により中心線の加工後位置と成形荷重を用いた校正線図から,表面積拡大比が大きく異なる二つの摩擦面の摩擦せん断係数を同時に得ることができる。ボンデ代替被膜をこの試験法によって評価した結果,表面積拡大のためにボンデ系に比べて焼付きやすかった。

シソーラス用語： *摩擦試験 ,  *冷間鍛造 ,  *潤滑膜 ,  据込鍛造 ,  押出成形 ,  有限要素法 ,  モデル ,  走査電子顕微鏡 ,  線材 ,  ポンチ ,  押出ダイス ,  面 ,  剪断係数
準シソーラス用語： パンチ ,  摩擦面 ,  有限要素モデル

分類 (2件)： 鍛造技術  (WC05020H) ,  潤滑一般  (QB02010S)

引用文献 (4件)：

• 1) 樫村徳俊:プロセス・トライボロジー分科会年間報告書,(2000),79-91.
• 2) Male, A. T. & Cockcroft, M. G.: J. of the Inst. of Metals, <b>93</b> (1964), 38-46.
• 3) 五十川幸宏・柳原和夫・木村篤良・戸澤康寿:42回塑加連講論,(1991),623-626.
• 4) 伊藤樹一・吉田広明・五十川幸宏・土井善久・堂田邦明:塑性と加工,48-555(2007),303-307.

タイトルに関連する用語 (8件)： 据込み ,  押出し ,  摩擦 ,  試験法 ,  冷間鍛造 ,  潤滑被膜 ,  摩擦特性 ,  評価