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J-GLOBAL ID:201002216092485280   整理番号:10A0062713

乾燥熱帯条件下でのトウモロコシの圃場発生および初期実生成長に及ぼす種子活力の効果

Effects of Seed Vigour on Field Emergence and Early Seedling Growth of Maize under Arid Tropical Conditions
著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 112-117  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: F0874B  ISSN: 1882-8450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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乾燥条件下にあるジブチ共和国の農場で,トウモロコシの3種類の種子ロット(Koshu1,Koshu2,Shiro)を用いて圃場発生(FE)実験を行った。実験の目的は,ストーンマルチ(SM)や予浸(PS)などの処置がFEと実生の初期成長(ESG)に及ぼす効果を評価し,ロット間の活力差を検定することであった。SMとPSの処置は,FEとESGの速度を有意に高めたが,播種後9日目のFEパーセントには影響を与えなかった。発芽試験によると,3種類の種子ロットはいずれも同じレベルの発芽能力を示したが,ロット間には活力差が認められた。播種後9日目におけるトウモロコシのFEパーセントは,活力の低いロットよりも活力の高いロットの方が有意に高い値を示した。活力の高いロットでは,SM,PSおよびSM+PSの処置と共に,FEの速度は増加した。すなわち,活力の高いロットの使用は,欠株の数を減らし,オアシス農場におけるトウモロコシの生産性を高めるのに寄与すると考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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トウモロコシ  ,  発生,成長,分化 
引用文献 (17件):
  • Association of Official Seed Analysts 1983. Seed vigour testing handbook. (Contribution 32). AOSA (Lincoln).
  • Bekendam, J., H. L. Kraak and J. Vos. 1987. Studies on field emergence and vigour of onion, sugar beet, flax and maize seed. Acta Horticulturae 215: 83-94.
  • Coolbear, P. 1995. Mechanisms of seed deterioration, p. 223-277, In: Seed Quality- Basic Mechanisms and Agricultural Implications. (A.S. Basra ed.) Food Products Press (London.).
  • Desert Greening Association 2000. A Hundred Scenes of Desert Greening at Djibouti: Another guidebook for Africa. Tokyo University of Agriculture Press (Tokyo) p. 133.
  • Fox, D. M., P. B. Bryan and A. G. Price 2004. The role of soil surface crusting in desertification and strategies to reduce crusting. Environ. Monitor. Assess. 99:149-159.
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