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J-GLOBAL ID：201002216162068950   整理番号：10A0165023

多環芳香族炭化水素によるSWCNTsの可溶化のRaman分光法研究

A Raman spectroscopy study of the solubilisation of SWCNTs by polycyclic aromatic hydrocarbons

著者 (4件)： DEBNATH Sourabhi (School of Physics, Focas Res. Inst., Dublin Inst. of Technol., Kevin Street, Dublin 8, Ireland) ,  CHENG Qiaohuan (School of Physics, Focas Res. Inst., Dublin Inst. of Technol., Kevin Street, Dublin 8, Ireland) ,  HEDDERMAN Theresa G. (School of Physics, Focas Res. Inst., Dublin Inst. of Technol., Kevin Street, Dublin 8, Ireland) ,  BYRNE Hugh J. (School of Physics, Focas Res. Inst., Dublin Inst. of Technol., Kevin Street, Dublin 8, Ireland)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 48  号： 5  ページ： 1489-1497  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)の選択的可溶化のための多環芳香族炭化水素(PAHs)の有効性について,Raman分光法によって研究した。異なる長さのポリフェニルとポリアセンPAHsを使用する。それのスペクトル位置がSWCNT試料の直径分布の情報をもたらすRamanの半径呼吸モードを分析することによって,PAHsとSWCNTの選択的相互作用を調べる。試料は,脱束限界の濃度以下で分散して,石英基板に沈着した。4レーザー励起エネルギーの組み合わせを用いて,存在する直径分布を確立した。その結果は,PAHsがさまざまなSWCNT直径と相互作用することを示す。一般に,より長いPAHsは,結合エネルギーの増加のため,より大きい直径のSWCNTsを可溶化する能力があるが,より小さい直径のSWCNTsの優位性は明白である。構造的な特異性の違いは小さいが,すべてのPAHsがキラルとノンキラルなSWCNTsの両方を可溶化する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  可溶化 ,  水溶液 ,  *可溶化剤 ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  添加物効果 ,  分子構造 ,  サイズ効果 ,  分子間相互作用 ,  ポリアセン ,  芳香族炭化水素

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (5件)： ナフタレン ,  アントラセン ,  テトラセン ,  ビフェニル ,  p-ターフェニル

タイトルに関連する用語 (4件)： 多環芳香族炭化水素 ,  可溶化 ,  Raman分光法 ,  研究