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J-GLOBAL ID:201002216166355414   整理番号:10A1033305

持続性薬物送達用pH応答性ミセルの微細構造に関する散逸粒子動力学研究

Dissipative Particle Dynamics Studies on Microstructure of pH-Sensitive Micelles for Sustained Drug Delivery
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号: 18  ページ: 7839-7844  発行年: 2010年09月28日 
JST資料番号: B0952A  ISSN: 0024-9297  CODEN: MAMOBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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薬物負荷/ブランクミセルの微細構造に対するpH値の影響について検討した。手段として散逸粒子動力学(DPD)シミュレーションを用いた。薬物としてドキソルビシン(DOX),ブランクミセルとしてコレステロール共役His10Arg10(HR20-Chol)からの自己集合ブランクミセルを取り上げた。HR20-Cholの臨界ミセル濃度(CMC)をプローブとしピレンを使用して,蛍光分光法により評価した。DOX/HR20-Cholからのin vitro放出試験を,37°Cで透析バッグ(MWCO1000Da)を使用して行った。DOX/HR20-Chol/水の系に対してDPDシミュレーションを適用した。以下の項目について考察した。1)水及び他のセグメントの間のFlory-Huggins相互作用パラメータ,2)コレステロール共役ペプチド(HR20-Chol)のミセル形成,3)薬物負荷及びミセル中分布,4)ミセルの微細構造に対するpHの影響。検討の結果,水と他の成分の間のFlory-Hugginsパラメータを計算することが出来た。また,異なったpH条件におけるDOX負荷及びブランクの微細構造をDPDシミュレーションにより再現出来た。シミュレーション結果は,実験結果と定量的に一致した。DPD法がドラッグデリバリーシステム設計に対する有用なツールであることが明らかになった。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ミセル  ,  生物薬剤学(基礎) 

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