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J-GLOBAL ID：201002216204516915   整理番号：10A1197739

PNJL模型におけるカイラル磁気効果

Chiral magnetic effect in the PNJL model

著者 (3件)： FUKUSHIMA Kenji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  RUGGIERI Marco (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  GATTO Raoul (Univ. Geneve, Geneve, CHE)
資料名： YITP  (YITP)
号： 10-3  ページ： 12P  発行年： 2010年02月27日 
JST資料番号： L0911B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強磁場Bとカイラル化学ポテンシャルμ₅が存在する場合の2フレーバPolyakov-Nambu-Jona-Lasinio(PNJL)模型においてカイラル磁気効果を調べた。有限温度Tでのカイラル対称性の回復と脱閉込めクロスオーバーに対するBの効果を吟味し,カイラル臨界温度はBと共に増加するが,脱閉込めクロスオーバーはBにあまり依存しないことを示した。また,相構造に対するμ₅の効果も吟味し,μ₅-T平面の相図に3重臨界点を持つことが分かった。カイラル磁気効果としてカイラルチャージ,電流,及びそれらの感受率を計算した。

シソーラス用語： 理論 ,  Wilsonループ ,  *Nambu-Jona-Lasinio理論 ,  *有限温度の場の理論 ,  *カイラル対称性 ,  対称性の回復 ,  対称性の力学的破れ ,  臨界温度 ,  クォーク閉込め ,  クロスオーバー効果 ,  第一種相転移 ,  第二種相転移 ,  状態図 ,  化学ポテンシャル ,  電流 ,  磁化率 ,  三重臨界点 ,  強磁場 ,  *磁場効果
準シソーラス用語： Polyakovループ

分類 (1件)： 強い相互作用の模型  (BF02040W)

タイトルに関連する用語 (1件)： カイラル磁気効果