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J-GLOBAL ID：201002216287346412   整理番号：10A0902507

結晶粒界:クリープ歪蓄積に及ぼすその影響

Grain boundaries: their influence on creep strain accumulation

著者 (2件)： WILSHIRE B. (Swansea Univ., Swansea, GBR) ,  WHITTAKER M.T. (Swansea Univ., Swansea, GBR)
資料名： Materials Science and Technology  (Materials Science and Technology)
巻： 26  号： 7  ページ： 793-796  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： C0304C  ISSN： 0267-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クリープへの結晶粒界の役割の解明は,金属と合金のクリープとクリープ破断を支配するプロセスの同定にべき法則の式を採用し続けたことで妨げられてきた。対照的に,クリープ温度における高歪速度試験から定めた降伏及び極限引張強さによる印加応力の正規化を伴う新しい関係を通して,クリープを支配する拡散や転位の主要機構を解明できた。材料のクリープ設計するために正規化した応力と活性化エネルギーの関係を示すWilshire式が提唱された。純銅と市販アルミニウム合金について入手したクリープデータを用いてこの式の理論的及び現場的利点を解析した。99.95%の多結晶銅については686~823Kで試験した。アルミニウム合金には2124合金のデータを適用した。これらの金属と合金に対して従来のべき法則の式での矛盾はWilshire式の適用で解消した。なお無析出帯の存在はクリープを受ける前から存在するのでクリープとは無関係であることが分った。

シソーラス用語： *結晶粒界 ,  *高温クリープ ,  蓄積 ,  法則 ,  歪速度 ,  降伏強さ ,  引張強さ ,  純金属 ,  *銅 ,  *アルミニウム合金 ,  金属組織 ,  固体内拡散 ,  転位【結晶】
準シソーラス用語： AA2124 ,  べき法則 ,  純銅 ,  無析出帯 ,  歪蓄積

分類 (2件)： 金属材料  (HC06020Z) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 結晶粒界 ,  クリープ歪 ,  蓄積