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J-GLOBAL ID：201002216353056854   整理番号：10A0358554

反応条件下でグラフト結合したMnトリアザシクロノナンに基づく不均一,選択酸化触媒

A heterogeneous, selective oxidation catalyst based on Mn triazacyclononane grafted under reaction conditions

著者 (3件)： SCHOENFELDT Nicholas J. (Northwestern Univ., IL, USA) ,  KORINDA Andrew W. (Northwestern Univ., IL, USA) ,  NOTESTEIN Justin M. (Northwestern Univ., IL, USA)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 46  号： 10  ページ： 1640-1642  発行年： 2010年03月14日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オレフィンのシス-ジオール又はエポキシドへの選択酸化は工業的に重要である。著者らは,1,4,7-トリメチル-1,4,7-トリアザシクロノナン(tmtacn)のマンガン錯体の助触媒であるカルボン酸を担体表面に固定化することの触媒作用に及ぼす効果を研究した。担体としては,SiO₂ゲル,煙霧シリカ,Al₂O₃ゲルを用い,2-(カルボメトキシ)-エチル-トリメトキシシランを使って担体表面にカルボン酸を固定化したものを助触媒とした。その結果,シクロオクテンの酸化に応用した場合は,カルボン酸官能化SiO₂ゲル(S-CA)を助触媒として用いた時の全ターンオーバー数は,均一系助触媒として吉草酸を用いた場合よりも10倍を越える値である,(2)反応条件下で,tmtacnのMn錯体触媒と表面に固定されたカルボン酸の間のグラフト結合が起る,などを明らかにした。

シソーラス用語： *化学修飾 ,  *触媒 ,  *酸化 ,  ジオール ,  エポキシ化 ,  *マンガン錯体 ,  シリカゲル ,  アルミナゲル ,  助触媒 ,  カルボン酸 ,  担持触媒 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： *グラフト結合 ,  *選択酸化 ,  不均一系触媒

分類 (3件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F)

物質索引 (1件)： 1,4,7-トリアザシクロノナン

タイトルに関連する用語 (5件)： 反応条件 ,  グラフト結合 ,  Mn ,  不均一 ,  選択酸化触媒