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J-GLOBAL ID：201002216422794293   整理番号：10A0213183

PEM燃料電池のカソード触媒層における液体水輸送の解析

Analysis of liquid water transport in cathode catalyst layer of PEM fuel cells

著者 (4件)： DAS Prodip K. (Dep. of Mechanical and Mechatronics Engineering, Univ. of Waterloo, 200 Univ. Avenue West, Waterloo, ON N2L 3G1, CAN) ,  DAS Prodip K. (Inst. for Fuel Cell Innovation, National Res. Council, Vancouver, BC V6T 1W5, CAN) ,  LI Xianguo (Dep. of Mechanical and Mechatronics Engineering, Univ. of Waterloo, 200 Univ. Avenue West, Waterloo, ON N2L 3G1, CAN) ,  LIU Zhong-sheng (Inst. for Fuel Cell Innovation, National Res. Council, Vancouver, BC V6T 1W5, CAN)
資料名： International Journal of Hydrogen Energy  (International Journal of Hydrogen Energy)
巻： 35  号： 6  ページ： 2403-2416  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： B0192B  ISSN： 0360-3199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子電解質膜(PEM)燃料電池の性能は,カソード触媒層(CCL)で発生した液体水により著しく影響され,おそらくカソードの水あふれの原因となるが,一方PEMのイオン伝導率は水の含有量に直接比例する。従って微妙な水バランスを維持することが必須であり,これにはPEM燃料電池の液体水輸送を良く理解することが必要である。この研究では,CCLを通過する液体水輸送の一次元解析解を,基本的な輸送方程式から導き,PEM燃料電池のCCLにおける水輸送を研究する。液体水輸送に及ぼすCCL濡れの影響,過剰液体水(洪水とも呼ばれる)が反応物輸送に及ぼす影響と電池性能も研究する。CCLの濡れ特性が,液体水輸送と電池性能に重要な役割を果たしているが観察された。さらに親水性CCLの液体水飽和度を,表面濡れを増加あるいは接触角を下げることにより,著しく下げることができる。無次元時定数解析をベースに,相変化プロセスによる液体水生成は,電気化学プロセスによる生産と比較して無視できることが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *固体高分子形燃料電池 ,  層 ,  *水 ,  *イオン伝導 ,  *電極触媒 ,  高分子膜 ,  高分子電解質
準シソーラス用語： 触媒層

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (6件)： PEM燃料電池 ,  カソード ,  触媒層 ,  液体水 ,  輸送 ,  解析