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J-GLOBAL ID：201002216482124297   整理番号：10A0852170

乾湿繰返し試験における腐食過程のAEモニタリング

AE monitoring of corrosion process in cyclic wet-dry test

著者 (3件)： KAWASAKI Yuma (Graduate School of Sci. and Technol., Kumamoto Univ., 2-39-1, Kurokami, Kumamoto 860-8555, JPN) ,  TOMODA Yuichi (Fac. of Engineering, Kumamoto Univ., JPN) ,  OHTSU Masayasu (Graduate School of Sci. and Technol., Kumamoto Univ., JPN)
資料名： Construction and Building Materials  (Construction and Building Materials)
巻： 24  号： 12  ページ： 2353-2357  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： T0560A  ISSN： 0950-0618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,塩害による鉄筋コンクリート(RC)構造物の劣化が多数報告されてきた。補強鉄筋(補強筋)の腐食が発生後,腐食生成物が膨張してRCに腐食による亀裂が生じる。このように,非破壊評価(NDE)技法の開発は,腐食劣化の検査にとって重要である。アコースティックエミッション(AE)は,鉄筋における腐食の開始並びに腐食過程における腐食生成物の膨張によるコンクリートの亀裂発生を同定可能であることを報告する。本研究では,AE技法をRC梁の乾湿繰返し試験に適用した。腐食の開始及びコンクリートにおける亀裂発生の両者を,二つのAE活性が高い期間として明確に観測することを確認した。微小亀裂の動力学を,AEのSiGMA(モーメントテンソル解析用簡易グリーン関数)解析によって同定した。所見と比較するため,鉄筋断面を走査電子顕微鏡で観察した。これらの結果から,AE技法がRC構造物における腐食過程監視するものであるとの確証が得られた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *腐食 ,  *AE検査 ,  乾湿繰返し試験 ,  監視 ,  塩害 ,  鉄筋 ,  亀裂 ,  膨張 ,  梁 ,  Green関数 ,  テンソル ,  電子顕微鏡観察 ,  アコースティックエミッション ,  解析 ,  劣化 ,  耐久性 ,  経時変化 ,  配筋 ,  センサ ,  電位 ,  コンクリート
準シソーラス用語： AEセンサ ,  パラメータ解析 ,  モーメントテンソル ,  自然電位

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  建設材料試験  (RA06020D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 乾湿繰返し試験 ,  腐食 ,  過程 ,  AE ,  モニタリング