抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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雪氷・凍土は,冷熱資源として,北海道では1980年代後半から利用が試みられている。自然氷を利用した農産物貯蔵庫は,自然対流システムになっている。自然氷の製造は,施設内に水入り容器を設けて,冬季に自然冷気を導入して行う。雪氷冷熱利用貯蔵庫は,夏季に外部への冷熱損失を抑えるため,施設を断熱する。断熱コストを最小限に抑えた熱的設計基準を確立する必要がある。基礎資料を得るため,稚内市に建設した実験貯蔵庫を対象に,2007~2009年度に建物の熱収支観測を実施し,施設の熱的問題を検討した。