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J-GLOBAL ID:201002216542860494   整理番号:10A0710488

感湿素子駆動回路のみによる簡易な湿度測定方法-ベース電流IBの関数としての電圧利得Avの導入-

Simlified humidity measurement method only with sennsor diriving circuit
著者 (1件):
資料名:
巻: ECT-10  号: 52-72  ページ: 17-22  発行年: 2010年06月10日 
JST資料番号: X0578A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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相対湿度を直接,電気的に測定する一つの方法として,セラミック抵抗値変化型湿度センサ(感湿素子)がある。これは,測定回路が簡単に済むことを特長としているが,この感湿素子に直流電圧を印加すると,分極現象を起こし,性能が劣化するという問題がある。そのため,交流電圧を印加して流れる交流電流を測定しなければならない。その過程で非線形の性質が生じ,また,交流・直流の整流回路が必要となるなどの問題点がある。本論文では,これらの問題点を解消できる新しい測定方法を提案する。提案する方法は,1組の相補型バイポーラトランジスタを用いて構成したエミッタフォロワ型B級SEPP出力回路を感湿素子駆動に用い,出力回路供給直流電流(平均)の測定のみから感湿素子に流れる実効値電流が求められ,且つ感湿素子抵抗測定が極めて簡易な回路構成にて実現できるものである。検証の結果,正弦波交流電圧で駆動した場合,感湿素子に流れる実効値電流と出力回路供給直流電流 (平均)との理論比は0.450であるが,0.43近傍への-5%程度のオフセットはあるものの感湿素子値4.7~200kΩの範囲において0.43中心からの誤差は最大土3%末満でシミュレーションと実測は一致することが分かった。
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分類 (1件):
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湿度測定,湿度計 
引用文献 (10件):
  • 今村博男, 高橋利幸, 萩原弘之:「感湿素子駆動装置および湿度測定装置」, 特許第3340509号, 1993年5月12日出願2002年8月16日登録
  • 川口千廣, 赤木重文, 牧本良一:「湿度検出装置」, 特開平6-034586, 1992年7月16日
  • 藤井信生:「電子回路」, 日召晃堂, pp. 80-83(2004)
  • 藤井信生二「電子回路」, 昭晃堂, pp. 167-171(2004)
  • MILLMANHALKIAS:「 INTEGRATED ELECTRONICS 」, McGRAW-HILL KOGAKUSHA, pp. 251-253(1972)
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