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J-GLOBAL ID：201002216564337167   整理番号：10A0854903

原子間力顕微鏡を用いた非イオン界面活性剤による蛋白質のその場競争的置換の探測

Probing the in Situ Competitive Displacement of Protein by Nonionic Surfactant Using Atomic Force Microscopy

著者 (5件)： WOODWARD Nicola C. (Inst. of Food Res., Norwich, GBR) ,  GUNNING A. Patrick (Inst. of Food Res., Norwich, GBR) ,  MALDONADO-VALDERRAMA Julia (Inst. of Food Res., Norwich, GBR) ,  WILDE Peter J. (Inst. of Food Res., Norwich, GBR) ,  MORRIS Victor J. (Inst. of Food Res., Norwich, GBR)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 15  ページ： 12560-12566  発行年： 2010年08月03日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テトラデカン液滴上で,Tween20によるβ-ラクトグロブリンのその場置換を原子間力顕微鏡(AFM)で調べた。AFMの力-距離曲線によれば,一定コンプライアンス領域の傾斜は液滴変形の有用な指標である。この傾斜の大きさは,界面活性剤を加えることによる液滴の変形性のモニタリングに用いることができる。界面活性剤を添加した直後,傾斜は著しく増加し,液滴が固くなることを示す。この硬化は液滴表面において生成した蛋白質ネットワークの硬化による。Tween20を引き続き添加すると,傾斜は減少して平衡値に到達する。この状態では界面は界面活性剤が主要な存在である。これらの観察結果によれば個々の液滴からの蛋白質のその場置換をモニタリングすることができる。これらのデータを「造山」モデルに基づいて説明した。これらのデータを既往の膨張モジュラス,表面担持及び表面電位測定によるデータと比較した。

シソーラス用語： Tween20 ,  *置換 ,  ラクトグロブリン ,  *原子間力顕微鏡 ,  コンプライアンス ,  その場観察 ,  界面活性剤 ,  非イオン界面活性剤 ,  液滴 ,  タンパク質 ,  モデリング ,  表面電位 ,  アルカン
準シソーラス用語： β-ラクトグロブリン

分類 (3件)： 液-液界面  (CB12030F) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  その他の物理実験技術  (BA02080Z)

物質索引 (1件)： テトラデカン

タイトルに関連する用語 (4件)： 原子間力顕微鏡 ,  非イオン界面活性剤 ,  蛋白質 ,  探測