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J-GLOBAL ID：201002216636806400   整理番号：10A0536852

グルコース感受性ミクロゲルの単分子層膜からの薬物放出速度

Drug release kinetics from monolayer films of glucose-sensitive microgel

著者 (4件)： LIU Pengxiao (Key Lab. of Functional Polymer Materials, Inst. of Polymer Chemistry, Coll. of Chemistry, Nankai Univ., Tianjin ...) ,  LUO Qiaofang (Key Lab. of Functional Polymer Materials, Inst. of Polymer Chemistry, Coll. of Chemistry, Nankai Univ., Tianjin ...) ,  GUAN Ying (Key Lab. of Functional Polymer Materials, Inst. of Polymer Chemistry, Coll. of Chemistry, Nankai Univ., Tianjin ...) ,  ZHANG Yongjun (Key Lab. of Functional Polymer Materials, Inst. of Polymer Chemistry, Coll. of Chemistry, Nankai Univ., Tianjin ...)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 51  号： 12  ページ： 2668-2675  発行年： 2010年05月28日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-アクリル酸)ミクロゲル単分子層をEDC触媒存在下3-アミノフェニルボロン酸処理し,グルコース感受性ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-3-アクリルアミドフェニルボロン酸){P(NIPAM-PBA)}ミクロゲルを得た。アリザリンレッドS{ARS}およびFITC-標識インスリン{FITC-インスリン}を単分子層に負荷し,さまざまな条件下での放出速度を調べた。いずれも薬物放出は低温では薬物の受動的拡散,相転移温度以上では絞りだし機構に従った。両薬物のグルコースで調節された放出が観察された。グルコースとARSはPBA単位への結合形成で競合し,すべての温度でグルコースはARS放出を促進した。FITC-インスリンに対して,グルコースは4°Cではその放出を促進,37°Cでは遅くした。この知見はP(NIPAM-PBA)ミクロゲル系自己規制インスリン放出系の設計ガイドとなろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリイソプロピルアクリルアミド ,  アミド化 ,  *ミクロゲル ,  水溶液 ,  単分子層 ,  無乳化剤乳化重合 ,  *共重合体 ,  温度依存性 ,  濃度依存性 ,  添加物効果 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  臨界溶解温度 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  キノン ,  スルホン酸 ,  多価フェノール ,  芳香族縮合化合物 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  インスリン ,  *刺激応答性高分子
準シソーラス用語： インシュリン ,  LCST ,  薬物放出速度

分類 (3件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U) ,  共重合  (CG04030D) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (5件)： 3-アミノフェニルボロン酸 ,  m-アクリルアミドフェニルボロン酸 ,  アクリル酸 ,  アリザリンレッドS ,  グルコース

タイトルに関連する用語 (5件)： グルコース ,  感受性 ,  ミクロゲル ,  単分子層膜 ,  薬物放出速度