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J-GLOBAL ID：201002216722371807   整理番号：10A0231275

第1章 循環型酪農の前に考えること 第2節 物質循環の破たんによる環境への悪影響

著者 (3件)： 寳示戸雅之 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  森昭憲 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  杉本安寛 (宮崎大 農)
資料名： 酪農ジャーナル  (Dairy Journal)
号： 臨時増刊号  ページ： 164-176  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： L0363A  ISSN： 0916-3360  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国の畜産が欧米諸国と大きく異なる点のひとつとして,主要な家畜糞尿処理体系が堆肥化にあることが挙げられる。堆肥化では窒素成分の多くがアンモニアとして大気中に放出される。本稿では,アンモニアの重要性と実測例を確認し,アンモニアを介した窒素フローを次の項目に沿って記述した。1)大気を介した地域内窒素循環,2)重要性増すアンモニア発生抑制方策,3)メタン・亜酸化窒素,4)温室効果ガスの排出量は処理法の影響を受ける,5)高温多雨期に無機態窒素濃度を抑える,6)水を中心に-南九州の実態から,7)家畜糞尿による窒素負荷と地下水の硝酸汚染との関係に関する調査例-宮崎県M市における調査を中心に,であった。

シソーラス用語： *酪農 ,  *環境影響 ,  家畜糞尿処理 ,  堆肥化 ,  窒素 ,  アンモニア ,  大気中 ,  メタンガス ,  酸化二窒素 ,  温室効果ガス ,  地下水汚濁 ,  乳牛
準シソーラス用語： 循環型酪農 ,  窒素負荷 ,  物質循環 ,  無機態窒素

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 循環型酪農 ,  物質循環 ,  破たん ,  環境