文献
J-GLOBAL ID:201002216732619513   整理番号:09A1198245

アメリカザリガニ,Procambarus clarkiiからの誘導性熱ショック蛋白質70遺伝子のクローニングおよび発現解析

CLONING AND EXPRESSION ANALYSIS OF AN INDUCIBLE HEAT SHOCK PROTEIN 70 GENE FROM RED SWAMP CRAYFISH, PRCCAMBARUS CLARKII
著者 (6件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 627-635  発行年: 2009年 
JST資料番号: C2164A  ISSN: 1000-3207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
容易な養殖およびアベイラビリティの利用により,アメリカザリガニ,Procambarus clarkiiは種々の困難な環境に住むことができ,興味をそそられた研究者はその生態学,毒物学,生理学および免疫学に注意を払う。HSP70および環境ストレスの広範な研究に寄与するであろうP.clarkiaにおけるHSP70をエンコードする誘導性cDNAについて研究した。RT-PCRおよびRACEにより誘導性熱ショック蛋白質70(HSP70)cDNAをクローニングし,これをscHSP70と名付けた。scHSP70の完全長cDNAは2271bpであり,142bpの部分的5’末端非翻訳領域(UTR),221bpの3’末端UTR,1902bpのオープンリーディングフレーム(ORF)およびポリ(A)テールとGenBank No.DQ301506から成っていた。ゲノムDNAからのscHSP70の増幅に従って,この遺伝子はただ1つのエキソンを含んでいた。scHSP70cDNAは,635アミノ酸のポリペプチドをエンコードしていた。系統樹解析に基づいて,この遺伝子は他の種からの誘導性HSP70ファミリーメンバーとともにクラスタ化された。その進化関係は,従来の分類と一致した。半定量的PCRを用いて,熱ショック処理およびストレスなしのザリガニからのscHSP70 mRNAレベルの時間的発現を評価した。2時間の熱ショックによるアメリカザリガニの攻撃は全ての組織,心臓,筋肉,血球,消化腺,腎上体,精巣および腸におけるHSP70 mRNAの発現レベルにおいて劇的な増加を生じ,そのなかで最高の発現は心臓で見出された。しかし,正常条件下でのHSP70 mRNAの発現レベルは処理されたものと比べて全ての組織,特に,血球において非常に低かった。scHSP70遺伝子は誘導性であることを,熱ショックの後のザリガニにおけるHSP70のアップレギュレーションされたmRNA発現が示した。これらのストレス蛋白質は,ザリガニにおけるストレス応答に関する貴重な情報を与える。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物の生化学  ,  遺伝子の構造と化学  ,  遺伝子発現 

前のページに戻る