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J-GLOBAL ID:201002216801825252   整理番号:10A0292640

自己持続性自己触媒ネットワークの進化性消失は生命の起源に対する代謝第一シナリオに制限を課する

Lack of evolvability in self-sustaining autocatalytic networks constraints metabolism-first scenarios for the origin of life
著者 (7件):
資料名:
巻: 107  号:ページ: 1470-1475  発行年: 2010年01月26日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生命の基本特性はDarwin進化を経験する能力である。複製物の概念は生命の起源に対する遺伝第一理論の中核をなし,自己複製能を有するオリゴヌクレオチドやその類似祖先が最初の生命系となり,RNAワールドの進化への結びついたとする。しかし,生体高分子の非酵素的合成や鋳型複製の起源の問題は,対抗馬である代謝第一シナリオを後押しし,自己複製的かつ進化的な代謝ネットワークのプロトタイプが自己複製遺伝子よりも先行したとする。最近の理論的研究から提唱された「組成的ゲノム」(集団内部における異なる分子種の計数)は,組成情報を伝播でき,自然淘汰が作用する土台を提供しうる本報告で,鋳型依存性の複製動態とは対照的に,組成情報の複製は不正確であり,組成的ゲノムは淘汰により維持できず,その結果システムは進化性を消失することを示した。集団的複製物について本報告で示された本質的制限は生命の起源に関する代謝第一理論に注意を喚起するものであることが結論された。
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分類 (1件):
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生命の起源と前生物学 

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