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J-GLOBAL ID：201002216906568450   整理番号：10A0130890

未来の光技術 多色波長走査レーザーを用いるデジタルホログラフィ

著者 (1件)： 石井行弘 (東京理大 理)
資料名： 光技術コンタクト  (Optical and Electro-Optical Engineering Contact)
巻： 48  号： 1  ページ： 5-9  発行年： 2010年01月20日 
JST資料番号： S0624A  ISSN： 0913-7289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： デジタルホログラフィ法では,カラーデジタルホログラムを作製し,回折計算によりカラーの立体画像を再生する。最近,CCDやCMOSなどの固体撮像素子の発展に伴い,デジタルホログラフィの研究が盛んに行なわれている。三色波長走査レーザ光源を利用したカラーデジタルホログラムの作製について解説した。波長走査位相シフト干渉法でホログラム干渉縞の複素振幅特性を測定する方法を用いた。波長走査デジタルホログラフィの原理,カラーデジタルホログラフィの再生像の特性,ウェーブレット変換による再生像のスペックル雑音の低減法などを論じた。本手法の位相デジタルホログラフィでは,不等光路干渉計を利用することが重要であることを指摘した。

シソーラス用語： *ホログラフィー ,  ディジタル方式 ,  光走査 ,  *多波長レーザ ,  カラーホログラム ,  ホログラム ,  ホログラム記録 ,  ディジタル記録 ,  光回折 ,  カラー画像 ,  位相シフト ,  干渉縞 ,  画像再生 ,  ウェーブレット変換 ,  スペックル ,  干渉計 ,  立体画像
準シソーラス用語： *ディジタルホログラム ,  *デジタルホログラフィー ,  位相シフト干渉法

分類 (1件)： ホログラフィー一般  (BD03071V)

引用文献 (12件)：

• J. W. Goodman and R. W. Lawrence,“Digital image formation from electronically detected holograms,” Appl. Phys. Lett., 11(1967)77-79.
• 石井行弘, 和田篤,“波長走査半導体レーザーを用いる多波長ディジタルホログラフィ干渉法”, 光アライアンス, 第19巻第5号 (2008)33-36.
• I. Yamaguchi, T. Matsumura and J. Kato,“Phase-shifting color digital holography,” Opt. Lett., 27(2002)1108-1110.
• J. Kato, I. Yamaguchi and T. Matsumura,“Multicolor digital holography with an achromatic phase shifter,” Opt. Lett., 27(2002)1403-1405.
• K. Sato, A. Sugita, M. Morimoto and K. Fujii,“Reconstruction of color images of high quality by a holographic display,” Proc. SPIE, 6136, 61360V (2006)1-9.

タイトルに関連する用語 (7件)： 未来 ,  光技術 ,  多色 ,  波長 ,  走査 ,  レーザー ,  デジタルホログラフィ