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J-GLOBAL ID:201002216909907336   整理番号:10A1043469

チュニジア南部,Metouiaオアシスにおける浅層地下水変動の高頻度の測定に基づく評価

A high measurement frequency based assessment of shallow groundwater fluctuations in Metouia Oasis, South Tunisia
著者 (3件):
資料名:
巻:ページ: 75-79 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: U0049A  ISSN: 1882-3416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Metouiaオアシス(チュニジア南部)は高濃度の土壌塩分の影響をますます受け続けており,損失を被って終には農地放棄となった。この地域においては,浅層地下水の上昇が土壌中の塩分蓄積の主たる要因であると考えられる。しかしながら,土壌塩分を正確に評価するための情報の重大性にもかかわらず,Metouiaオアシスの地下水変動に関するデータは僅かしか存在しない。この研究では,地下水の挙動を高い測定頻度で監視した。観測井が設けられ,30分間隔で地下水の変動を記録するため水位センサ(Diver DI240,Van Essen Instrument)を据え付けた。結果として地下水は,季節的には春から夏の間に降下相にあり,10月半ばから上昇相へと続く,という特徴がみられた。さらに,何回かの回復現象に伴う急激な水面上昇があって,その後に長期間の水面降下を伴う,というハイドログラフの特徴がみられた。日々の時間観測では,地下水変動パターンにおいて日周効果があることの強い証拠が示された。この研究の結果から示唆されることは,日々および季節のパターンを捉えるためにMetouiaオアシスにおける水面挙動をさらに頻繁に監視することを考慮すべきである,ということである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地下水学 
引用文献 (21件):
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