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J-GLOBAL ID：201002216928727314   整理番号：10A1031848

草食動物の攻撃に対する反応における植物のカルシウムおよびCPKシグナリング

Calcium and secondary CPK signaling in plants in response to herbivore attack

著者 (3件)： ARIMURA Gen-ichiro (Global COE Program: Evolution and Biodiversity, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Kyoto 606-8502, JPN) ,  ARIMURA Gen-ichiro (Center for Ecological Res., Kyoto Univ., Otsu 520-2113, JPN) ,  MAFFEI Massimo E. (Plant Physiology Unit, Dep. of Plant Biology and Innovation Centre, Univ. of Turin, 10135 Turin, ITA)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 400  号： 4  ページ： 455-460  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物のCa²⁺シグナルは,病害虫の侵入後,かなり大きい範囲の細胞内シグナル経路に関与する。草食動物の摂食に際し,劇的なCa²⁺の流入と,引き続く防御反応のためのキナーゼの相互作用下流ネットワークを含む,Ca²⁺依存性のシグナル伝達系路の活性化が起こる。注目に値することに,Ca²⁺依存性タンパク質キナーゼ(CPK)のようなCa²⁺結合感覚タンパク質が,植物ホルモン非依存的に,草食後のCa²⁺流入に引き続くシグナルを仲介することが,最近記載されている。ここで我々は,防御反応のためのCPK作用につながる草食が引き起こすCa²⁺シグナリングが引き金を引く,一連のシグナル伝達について概説し,様々な他の生物および非生物ストレスのシグナル伝達におけるCPKの関与について,比較の手法により議論する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 動物 ,  *細胞情報伝達 ,  植物ホルモン ,  応答 ,  エリシター ,  カルシウム結合タンパク質 ,  タンパク質キナーゼ
準シソーラス用語： 草食動物 ,  *カルシウムシグナリング ,  カルシウム依存性蛋白質キナーゼ ,  ストレス応答 ,  CPK3

分類 (3件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 動物 ,  攻撃 ,  植物 ,  カルシウム ,  CPK ,  シグナリング