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J-GLOBAL ID：201002216995327223   整理番号：10A0260847

道路の信頼性 英国の道路事業評価における所要時間信頼性に関する便益計測手法

著者 (4件)： 牧浩太郎 (三菱総研 社会システム研究本部) ,  土谷和之 (三菱総研 社会システム研究本部) ,  伊藤智彦 (三菱総研 社会システム研究本部) ,  由利昌平 (三菱総研 社会システム研究本部)
資料名： 交通工学  (Traffic Engineering)
巻： 45  号： 2  ページ： 49-52  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： S0340A  ISSN： 0454-4595  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,英国における道路の所要時間信頼性向上の効果に関する事業評価の取組み状況について,文献等に基づくレビューを行った。基本的な考え方として,スケジューリングコストに関する期待効用最大化理論に基づき,所要時間のばらつきを示す項として所要時間の標準偏差を用いることの妥当性を確認していることを整理した。都市部における高速道路の時間信頼性に関する便益は,所要時間の標準偏差の差分に,交通量とVOR(value of reliability)を乗じて算出されることが分かった。交通量と距離から標準偏差を求める関係式のパラメータは,イングランドの10大都市地域の都市内ルートに関するGPSデータについて異常値を除外し,平日データのみを抽出し,回帰分析を行うことで推定されていることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： 道路交通 ,  *事業 ,  *業績評価 ,  英国 ,  *信頼性 ,  文献調査 ,  レビュー ,  高速道路 ,  計測 ,  交通量
準シソーラス用語： *事業評価 ,  *所要時間信頼性 ,  *道路事業 ,  便益計測

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

引用文献 (2件)：

• Department for Transport: The Reliability Sub-Objective, Transport Analysis Guidance (TAG) Unit 3.5.7, 2009
• Hyder Consulting, Fearon, J. and Black, I.; Forecasting Travel Time Variability in Urban Areas, 2007

タイトルに関連する用語 (8件)： 道路 ,  英国 ,  事業 ,  評価 ,  所要時間信頼性 ,  便益 ,  計測 ,  手法