抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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各種再生コンクリート骨材サンプルからpHに依存して放出されるCd,Cr,Cu,Mn,Mo,Ni,Pb,VおよびZnを測定した。測定した濃度およびそれぞれの放出メカニズムを推定するために,Cu,Cr,Mo,およびNi濃度に地球化学的スペシエイションモデリングを採用した。モデルはこれらの元素に対する固有のpH依存性放出パターンの再現が可能であり,時々は合理的であるが,予測濃度と測定濃度間のみごとな一致が達成された。Crについてだけはオキシアニオン(MoO
42-およびCrO
42-)としてのエトリンジャイトとのMoとCrの結合をかなりの一致でモデル化した。CuおよびNiについては,高アルカリ性pH(11~13)において部分的に炭酸化したサンプルに対して予測と測定濃度はよく一致した。建設廃棄物から発生したサンプルにおいてフミン物質へのキレート化の重要性も示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.