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J-GLOBAL ID:201002217185399070   整理番号:10A0259927

周囲質量分析のためのミクロプラズマ放電イオン化源

Microplasma Discharge Ionization Source for Ambient Mass Spectrometry
著者 (4件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 621-627  発行年: 2010年01月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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固体,液体及び気体試料を周囲空気質量分析するため,用途の広い小型イオン源としてミクロホロー陰極放電でのミクロプラズマを使用した。周囲イオン化法では大気プラズマが使用され,直接大気圧光イオン化,プラズマ支援脱着イオン化,脱着気圧光イオン化,低温プラズマイオン化,誘電性障壁放電イオン化などがあるが,本研究では初めてミクロプラズマ放電イオン化を適用し,ジメチルスルホキシド,ジメチルホルムアミド,サリチル酸メチル,カフェイン,L-ロイシン,L-ヒスチジン,ロラタジン,イブプロフェン,アセトアミノフェン,アセチルサリチル酸,コカインなどのイオン化によってこのミクロプラズマ装置の性能を評価した。これらの分子のほとんどは比較的高いプロトン親和性を有することから,得られた質量スペクトルに観察される主要物質種はプロトン化分子であった。本研究の結果はこの種のミクロプラズマが多くの低分子量化合物について有効な脱着/イオン化源であることを示し,また小さな水クラスタがこのプラズマベースイオン源に重要な役割を果たすことが示唆された。ミクロプラズマ周囲イオン化は脱着/イオン化アプローチよりも優位であり,広い範囲での適用が期待される。
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分類 (3件):
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質量分析計  ,  プラズマ一般  ,  質量分析 
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