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J-GLOBAL ID:201002217220365958   整理番号:10A0117238

可溶化系でのハロロドプシンの熱的三量体-単量体変換に及ぼす塩化物結合の影響

Effect of Chloride Binding on the Thermal Trimer-Monomer Conversion of Halorhodopsin in the Solubilized System
著者 (8件):
資料名:
巻: 48  号: 51  ページ: 12089-12095  発行年: 2009年12月29日 
JST資料番号: B0270B  ISSN: 0006-2960  CODEN: BICHAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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古細菌Natronomonas pharaonisのハロロドプシン(HR)はホモ三量体を形成し,内向きで光駆動性塩化物ポンプとして機能する。ドデシルβ-D-マルトシドでHRを膜から可溶化し,37~49°C温加熱による三量体から単量体への解離をゲルろ過を用いて調べた。Cl-不在では25°CではHRは三量体を維持したが,40°C以上では単量体に解離し,Cl-共存では40°Cでも三量体が保持された。40°Cでの単量体への解離はCl-濃度に依存しており,S字状の等温線を示した。この等温線から,Cl-に対する見かけの解離定数は22mM,Hill係数は2.2と算定された。Cl-の代わりにSO42-を用いても同様の等温線が得られ,解離定数は94mMであった。Cl-が無いときの三量体の単量体への熱解離は二成分で進行し,速い成分は温度と界面活性剤濃度の変化に影響されやすく,遅い成分は漂白と同時であった。速い解離成分と遅い解離成分および漂白の活性化エネルギーはそれぞれ57.8,35.3および40.5kcal/molで,三量体-単量体変換を制御するHR表面のHill係数が約2の第2の塩化物結合部位の存在について考察した。
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細胞膜の輸送 
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