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J-GLOBAL ID：201002217255502427   整理番号：10A0140239

補強土壁の信頼性 ジオテキスタイル補強土壁の課題と取組み

著者 (1件)： 中根淳 (ジオテキスタイル補強土工法普及委)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 38  号： 2  ページ： 054-057  発行年： 2010年02月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ジオテキスタイル補強土壁は,土工作業のみで施工できるため飛躍的に発展した。しかし,基礎地盤・盛土材・補強材・壁面工が相互に拘束し合って安定しているため,構成要素の一部が不適切な状態になると変状として現れ,最悪の場合には進行性崩壊へと進む。特殊な条件,すなわち傾斜地盤,集水地形,軟弱地盤,市街地や寒冷地において適用する場合の注意事項を示し,維持管理や動態観測の点検項目を例示した。また,限界状態設計法の導入を検討している。

シソーラス用語： *擁壁 ,  *補強土工法 ,  *技術管理 ,  ジオテキスタイル ,  壁面 ,  損傷 ,  傾斜地 ,  軟弱地盤 ,  浸透水 ,  寒冷地 ,  維持管理 ,  点検 ,  極限設計
準シソーラス用語： *ジオテキスタイル補強土工法 ,  限界状態設計法

分類 (1件)： 基礎の破壊・補強,擁壁,その他  (RA03100V)

引用文献 (4件)：

• (財) 土木研究センター: ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル改訂版, 2000.2.
• 佐藤厚子, 西本聡, 鈴木輝之, 吉田浩一, 竜出尚希: 屋外土槽を用いたジオテキスタイルによる補強土壁の凍上対策に関する研究, 第44回地盤工学研究発表会, K-14, pp, 815~816, 2009.8.
• 西本俊晴, 辻慎一朗, 吉田浩一, 太田秀樹: ジオテキスタイルを用いた盛土補強工法の災害時における安定性評価手法の提案と適用, 地盤工学会誌, pp. 28~31, 2008.11.
• 宮田喜壽, 重久伸一, 小暮敬二: ジオグリッド補強土壁の信頼性解析に関する基礎的研究, ジオシンセティックス論文集第15巻, pp. 235~245, 2000.12.

タイトルに関連する用語 (2件)： 補強土壁 ,  ジオテキスタイル