抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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BRICs新興経済成長国の1つであるインドでは,急速にニューリッチ層が台頭し,耐久消費財を購入し始め,その市場が拡大した。インド自動車産業においてはパイオニアであるスズキ流モノづくりの意義が大きいが,一方で民族系のタタ自動車が世界最廉価の自動車を生産して注目を集めた。複数のメーカー-タタ自動車,マヒンドラマヒンドラ社,ミンダ部品会社-に焦点を当てて,インド自動車産業の競争力を探った。インド自動車メーカーはトラックから乗用車へ,即ちモジュール型からインテグラル型への移行過程にある。産業の特徴として,小型車中心の市場で安価(低コスト)なこと,日本のモノづくりの方法の移転(カイゼン活動,工場現場の5S,コンサルタント),およびCSR(企業の社会的責任)の展開を挙げた。