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J-GLOBAL ID:201002217331115241   整理番号:10A0904015

移動大気汚染調査による逆転層の大気質への地形的空間的影響

Topographic and spatial impacts of temperature inversions on air quality using mobile air pollution surveys
著者 (4件):
資料名:
巻: 408  号: 21  ページ: 5086-5096  発行年: 2010年10月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者たちは,カナダ,オンタリオ湖の西の先端にあるHamilton工業都市における逆転層の大気質への空間的地形的影響を研究した。逆転層は冷たい季節にしばしば発生し,工業と交通からの排出物の影響を悪化させる。本研究では,3カ年に亘って行われた移動監視調査で収集した汚染データを用いて,逆転層の影響が市全体で異なるか否かを調べた。逆転層は調査地域内にある気象塔の鉛直気温により同定した。著者たちは,市全体の変化を調べるため調査地域をナイアガラ断崖により高部と低部地区に分け,断崖と工業及び住居地域に対する位置をベースに更に6地区に分けた。結果は,地形的空間的基準に基づき,逆転層に対する二酸化窒素(NO2)と微小粒子状物質(PM2.5)の応答に明確な違いを認めた。著者たちは,市の低部地区では,逆転層が強くなると共に汚染レベルが増加することを発見した。然しながら,結果は,また,市の低部地区に認めた逆転層を,市の高部地区が同一の強さで必ずしも経験しないことを認めた。更に,市の高部地区における汚染レベルが,逆転が市の低部地区で深化と共に低下するように見えた。それは,恐らく,逆転の深化に伴う卓越風の風向の変化とより低い風速により,汚染物質の長距離輸送が減少するためであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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プラネタリー境界層  ,  大気汚染一般 
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