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J-GLOBAL ID:201002217464942620   整理番号:10A1085607

配位子に加速されたC-H活性化反応: メカニズム切り替えの証拠

Ligand-Accelerated C-H Activation Reactions: Evidence for a Switch of Mechanism
著者 (3件):
資料名:
巻: 132  号: 40  ページ: 14137-14151  発行年: 2010年10月13日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Pd(II)で触媒されたアクリル酸エチルによるフェニル酢酸類の好気性C-Hオレフィン化反応で,モノ-N-保護化アミノ酸(Boc-Val-OHなど)を配位子として使用した時,劇的な加速があることが初期反応速度研究で明らかにされた。これらの調査結果に照らして,系統立った配位子調整(アミノ酸種,保護基など)に取り組み,基質範囲,反応速度,及び触媒ターンオーバのドラスチックな改善を達成した。分子間競争研究と速度論的同位体効果実験から,観察された反応速度増加がC-H開裂ステップの加速の結果であることを暗示する証拠が示された。さらに,これらの研究から,この現象の起源が求電子パラジウム化から陽子引き抜きへのC-H開裂機構の変化にあることが示唆された。
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分類 (2件):
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置換反応  ,  芳香族単環カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸 
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