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J-GLOBAL ID:201002217495479945   整理番号:10A0928925

溶液中リボフラビンの振動と振電スペクトルの(TD)-DFT計算

(TD-)DFT Calculation of Vibrational and Vibronic Spectra of Riboflavin in Solution
著者 (3件):
資料名:
巻: 114  号: 33  ページ: 10826-10834  発行年: 2010年08月26日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フラビン分子の光物理と光化学はフラボ蛋白質の生物学的機能に対するフラビン役割により大きな関心事である。フラビンは青色光検知用FADまたは光酸素電圧(LOV)ドメインまたは光フォトトロピンのような青色光受容体中の発色団であり,イソアロキサジン,ルミフラビン,リボフラビン,リビチル-5′-リン酸(FMN)及びリビチル(9-アデノシル)ピロリン酸(FAD)のような関連化合物である。周波数と時間領域両者における電子と振動分光法を用い,初期フラビン光励起段階の解析を行った。電子基底状態(S0)と最低一重項励起状態(S1)でリボフラビンの振動スペクトルに関する量子化学(TD)-DFT計算を示した。更に,S0→S1遷移に対する振電吸収スペクトルと逆過程に対する振電発光スペクトルを共にモード混合を含めて計算した。分極連続体モデルまたは伝導体様遮蔽モデルを用いることによって溶媒効果を部分的に説明した。計算した振動と振電スペクトルは測定スペクトルと良く一致し,フラビンの光励起から生じる実測信号を割り付けることを支援した。特に,光励起時電子スペクトル中の振電微細構造を導く環系の極性領域中の二重結合特性の損失を観測した。振電効果のほかに,溶媒効果は溶液中のフラビンの光物理を定量的に理解するために重要である。
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