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J-GLOBAL ID:201002217534924250   整理番号:10A0673369

調査報告 消防用ホースの経年劣化について(2)実戦用ホース経年劣化の長期間調査

著者 (1件):
資料名:
号: 345  ページ: 38-41  発行年: 2010年06月25日 
JST資料番号: Y0800A  ISSN: 1343-5116  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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前号に引き続き,日本消防ホース工業会が以前に調査した結果及び今回の調査結果を総合して,消防用ホースの長期間にわたる耐用年数の調査結果を報告した。はじめに,消防ホースのサンプリング方法として回収時点まで現役ホースとして生き残っていたものを北陸地方で20本,東海地方で24本を回収し,各種試験を実施した。次に,試験結果(調査結果)として,1)外観点検(ホース外観),2)耐圧試験(水圧試験),3)内張り引張強さ(内張材物性),4)内張り接着強さ(密着強さ),5)破断圧力(破壊試験)の結果を示した。1)では,実戦配備されている現役ホースを調査した結果として91%のホースに異常があったが,経過年数10年以下のものにおいて外観異常はなかった。2)では,水圧試験では殆どのものに異常があったが,10年以下のものは「滴下」以上の漏水はなかった。3)では,耐用年数6~7年から内張りチューブの経年劣化が見られたが,20年経過したものでも省令規格以上であった。4)では,10年以下では省令規格以上であり,2000年の工業会調査結果と同様であった。5)では,破壊試験ではばらつきが大きく経年劣化の相関関係は認められなかった。更に,まとめとして,ホースの寿命(耐用年数)では10年まで,点検要領としては外観点検及び耐圧点検が有効であり,6~7年経過したものから点検頻度を高める必要があることを示した。また,今後の課題としてホースの構成材料の転換により耐用年数も向上してきたが,一応,耐用年数は6~7年,実用寿命は10年までと言うことで周知したい考え方を示した。
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分類 (2件):
分類
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火災  ,  電気・防災・防犯・昇降機設備,その他の建築設備 

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