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J-GLOBAL ID：201002217539737327   整理番号：10A0241305

札幌(日本)における低温落葉樹林下の土壌空気の気体成分(²²²Rn,CO₂及びその炭素同位体)の発生源の追跡

Tracing the sources of gaseous components (²²²Rn, CO₂ and its carbon isotopes) in soil air under a cool-deciduous stand in Sapporo, Japan

著者 (6件)： FUJIYOSHI Ryoko (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  HARAKI Yukihide (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SUMIYOSHI Takashi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  AMANO Hikaru (Japan Atomic Energy Inst., Mutsu, JPN) ,  KOBAL Ivan (Jozef Stefan Inst., Ljubljana, SVN) ,  VAUPOTIC Janja (Jozef Stefan Inst., Ljubljana, SVN)
資料名： Environmental Geochemistry and Health  (Environmental Geochemistry and Health)
巻： 32  号： 1  ページ： 73-82  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： D0706A  ISSN： 0269-4042  CODEN： EGHEE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌空気の気体成分の起源を解明する目的で,2007年~2008年に北海道大学構内の低温落葉樹林下の土壌空気に含まれる²²²Rn,CO₂及びその炭素同位体比と,気象条件,土壌空気圧,土壌有機物量などとの関連を調べた。²²²Rn濃度は固体シリコン検出器,CO₂濃度は非分散型赤外検出器,CO₂の炭素同位体比は加速器質量分析器で測定した。1~3月の²²²Rn濃度は土壌空気圧の上昇時に減少し,5月のCO₂濃度は土壌温度の上昇時に減少し,²²²Rn濃度とCO₂濃度は正の相関を示した。これらの傾向に反するデータも得られた。¹⁴C比は地表から深くなるほど低下したが,¹³C比はほぼ一定であった。CO₂源には大気,土壌中の易分解性有機物,フミン物質及び鉱物あり,地上の樹林区域の主要なCO₂源は大気,土壌空気の主要なCO₂源は大気以外と考えられた。

シソーラス用語： *土壌空気 ,  落葉樹林 ,  低温 ,  *ラドン222 ,  同位体存在比 ,  炭素14 ,  炭素13 ,  *二酸化炭素 ,  気象条件 ,  鉱物 ,  バイオマス ,  赤外検出器 ,  質量分析計 ,  土壌有機物 ,  積雪寒冷地
準シソーラス用語： フミン物質 ,  生物量 ,  炭素同位体比 ,  土壌温度 ,  *発生源

分類 (6件)： 土壌物理  (FB04030R) ,  気象学一般  (DC05010D) ,  放射化学的分析一般  (CC06010J) ,  同位体地質学  (DD01042T) ,  その他の同位体地球化学  (MC03020J) ,  分光分析  (CC03012W)

タイトルに関連する用語 (10件)： 札幌 ,  日本 ,  低温 ,  落葉樹林 ,  土壌空気 ,  気体 ,  CO2 ,  炭素同位体 ,  発生源 ,  追跡