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J-GLOBAL ID:201002217692085355   整理番号:10A0361988

エレクトロスプレイイオン化と飛行時間質量分析による,腫瘍患者尿のアセチルポリアミンの同定と定量

Identification and determination of urinary acetylpolyamines in cancer patients by electrospray ionization and time-of-flight mass spectrometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 401  号:ページ: 22-29  発行年: 2010年06月01日 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍潜在マーカーであるアセチルポリアミンの評価を目的として,アセチルポリアミン,N1,N12-ジアセチルスペルミン(DiAcSpm),モノアセチルスペルミジン(AcSpd)とN1,N8-ジアセチルスペルミジン(DiAcSpd)を同時に同定して,定量する方法を開発した。この方法は,市販カートリッジによる尿アセチルポリアミン前精製とヘプタフルオロ酪酸(HFB)無水物による誘導体化から成った。アセチルポリアミンのHFB誘導体を,15N標識アセチルポリアミンを内部標準として用いて,エレクトロスプレイイオン化と飛行時間質量分析(ESI-TOF MS)により同時測定した。この方法を検証後,38人の腫瘍患者の尿アセチルポリアミンを定量した。コロイド金凝集法測定値とのDiAcSpm濃度比較は0,996の相関係数を明示して,両方法が同様に満足できることを示した。初めて行ったDiAcSPDまたはAcSpdとDiAcSpm間の相関分析は,腫瘍尿バイオマーカーとしてのDiAcSpmの有用性を示した。この研究過程で,α,ω-ジアセチルポリアミンを調製する2つの簡易方法を開発した。AcSpdの2つの異性体,N1-アセチルスペルミジンとN8-アセチルスペルミジンの分離と濃度測定の可能性をタンデム質量分析(MS/MS)により示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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生体物質一般  ,  腫ようの診断  ,  有機化合物の物理分析 
物質索引 (4件):
物質索引
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