文献
J-GLOBAL ID:201002217694977571   整理番号:10A0356148

GFFD空間変形手法に基づくカメラ画像からの簡易足型モデリング

3D Virtual Foot Modeling from Multiple Camera Image Data Based on the GFFD Deformation Method
著者 (3件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 474-480  発行年: 2010年04月05日 
JST資料番号: F0268B  ISSN: 1348-8716  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,標準足型幾何モデルを独自の空間変形手法(GFFD)を用いて変形することにより,写真画像から個人の足型幾何モデルを簡便に生成する手法を提案した。提案した手法で誤差が生じる要因は,主として「画像からの特徴点座標の取得時に生じる誤差」と「GFFDによる変形時の補間による誤差」の2つで,それぞれの段階での誤差について実験を行い検討した。これにより得た主な知見を次に示した。1)GFFDによる誤差は,特徴点が密な箇所や凹凸があまりなく表面形状が滑らかな箇所は誤差が小さく,特徴点が疎で凹凸が複雑な箇所は誤差が大きくなること,また特徴点を適切に配置することで,特徴点数を少なくしても,1.0~1.5mm程度の平均誤差で個人の足型モデルが得られること,2)画像処理による誤差は,土踏まずのアーチ部や甲のように画像から目視での判別が難しい箇所に目印を付け,特徴点の画像処理による平均誤差は0.39mmとなること,3)誤差の生じやすい箇所については1)の結果に対応しているが,平均誤差は2)による誤差の影響により1)の結果より少し大きく,1.32~1.72mmとなること,これらの平均誤差の平均は約1.5mmであり,平均的な足長255mmに対する比率は約0.6%となること,4)以上から,本手法により十分有効な精度の個人足型モデルを復元できること。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
CAD,CAM 
引用文献 (22件):
  • 1) Design of customer driven shoes and multi-site factory system, IMS Scheme (2005~2007 に提案された9件のOutline proposalの1件), 2008.12.2 IMSセンター発行.
  • 2) M. Kouchi, M. Mochimaru : Development of a low cost foot-scanner for a custom shoe making system, 5th ISB Footwear Biomechanics, (2001) 58.
  • 3) 持丸正明,河内まき子,福井幸男,堤江美子:FFD 法による形態間距離に基づく足部三次元形態の特徴分類,人間工学,33,4 (1997) 229.
  • 4) 持丸正明,"人体形状の変異と産業応用", バイオメカニズム学会誌, 29, 2 (2005).
  • 5) 矢原弘樹, 日隈直紀, 福井幸男, 西原清一,持丸正明, 河内まき子:FFD を用いた3 次元足部モデルの解剖学的特徴点抽出, 電子情報通信学会論文誌D-II, J87-D2, 4 (2004) 967.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る