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J-GLOBAL ID：201002217705127788   整理番号：10A0780857

ヘキサシアノ鉄酸鉄分子化合物中の転換過程の電気化学静電容量分光法及び容量緩和

Electrochemical capacitance spectroscopy and capacitive relaxation of the changeover process in iron hexacyanoferrate molecular compound

著者 (4件)： BUENO Paulo Roberto (Instituto de Quimica, Universidade Estadual Paulista, C. Postal 355, 14801-907 Araraquara, SP, BRA) ,  GIMENEZ-ROMERO David (Departament de Quimica Fisica, Univ. de Valencia, C/Dr Moliner 50, 46100 Burjassot, Valencia, ESP) ,  FERREIRA Fabio Furlan (Laboratorio Nacional de Luz Sincrotron, C. Postal 6192, 13083-970 Campinas, SP, BRA) ,  SETTI Grazielle Oliveira (Instituto de Quimica, Universidade Estadual Paulista, C. Postal 355, 14801-907 Araraquara, SP, BRA)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 55  号： 21  ページ： 6147-6155  発行年： 2010年08月30日 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文で,FeHCF(ヘキサシアノ鉄酸鉄)化合物の転換進行中の貯蔵過程を評価するため,電気化学静電容量分光法(ECS)の使用を提案した。アプローチは電荷移動に関連した分散緩和の代わりに,静電容量及び誘電緩和に対し注意の焦点を合わせても可能であったが,電気化学インピーダンス分光法(EIS)と等価であった。このようなアプローチから,変換過程中に[Fe²⁺(CN)₆]^4-空格子点によって演じられる役割について,補完的な情報が得られる可能性があった。これらの空格子点中に存在するFe³⁺(NC)₅OH^-クラスタが,Fe³⁺(NC)₅OH^-クラスタとKイオン種との電気化学双極子緩和と推定される現象を与える,全体的な過程をコントロールする構成要素で中心的な存在である,電子的にイオン的に結びついたトラッピング/脱トラッピング過程を媒介するものであると言うことを観察した。静電容量応答はFe³⁺(NC)₅OH^-クラスタの電子的占有の飽和により,それの最大値に達した。静電容量緩和過程の性質及び動力学の両方について考察した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ヘキサシアノ鉄酸塩 ,  *電気化学インピーダンス ,  *スペクトロスコピー ,  静電容量 ,  *緩和現象 ,  イオントラッピング ,  空格子点 ,  イオン化 ,  Nyquist線図 ,  Bode線図 ,  捕捉電子 ,  *電気化学反応 ,  電荷移動
準シソーラス用語： *電気化学静電容量分光法

分類 (2件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  鉄の錯体  (CE01091H)

タイトルに関連する用語 (9件)： ヘキサシアノ鉄酸 ,  鉄 ,  分子化合物 ,  転換 ,  過程 ,  電気化学 ,  静電容量 ,  分光法 ,  緩和