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J-GLOBAL ID：201002217761277318   整理番号：10A0388209

熱重量分析による原油燃焼速度に対する異なる粘土濃度の効果に関する研究

Effect of different clay concentrations on crude oil combustion kinetics by thermogravimetry

著者 (2件)： KOK M. V. (Middle East Technical Univ., Ankara, TUR) ,  GUNDOGAR A. S. (Middle East Technical Univ., Ankara, TUR)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 99  号： 3  ページ： 779-783  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重質原油を15質量%含有する石灰石に化学組成が異なる3種類の粘土を5,10及び20質量%添加し,燃焼挙動と燃焼速度に対する組成と濃度の効果をTG-DTG分析で調べた。多孔質マトリックス中での原油の酸化過程で低温酸化,燃料沈着及び高温酸化反応が検出され,多孔質マトリックスへの粘土の添加で反応領域が移動した。低温酸化及び高温酸化領域の活性化エネルギーをArrheniusの式で求めた。低温酸化領域の活性化エネルギーは粘土の化学組成の影響を受け,低温酸化及び高温酸化領域とも多孔質マトリックス中の粘土濃度の増大に伴って活性化エネルギーが減少した。粘土は原油の燃焼に対して触媒作用を示すと考えられる。

シソーラス用語： *重質原油 ,  *石灰石 ,  重油燃焼 ,  *燃焼速度 ,  *熱重量分析 ,  示差熱重量分析 ,  化学組成 ,  濃度依存性 ,  酸化 ,  高温酸化 ,  活性化エネルギー ,  触媒活性 ,  反応機構 ,  添加物効果 ,  *粘土
準シソーラス用語： 低温酸化

分類 (2件)： 石油と石油製品の性質,分析,試験  (YF02020X) ,  有機化合物の化学分析  (CC07034C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱重量分析 ,  原油 ,  燃焼速度 ,  粘土 ,  研究