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J-GLOBAL ID:201002217783459746   整理番号:10A0489640

海洋で開花する藻によるミクロろ過及び限外ろ過膜ファウリングに及ぼすせん断の影響

Effects of shear on microfiltration and ultrafiltration fouling by marine bloom-forming algae
著者 (3件):
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巻: 356  号: 1-2  ページ: 33-43  発行年: 2010年07月01日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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海水脱塩の為の前処理はミクロろ過(MF)又は限外ろ過(UF)により達成出来る。MF及びUF前処理の一つの問題は海藻によるファウリングであり,これは藻の開花期に最も起こり易い。藻の細胞は急速にMFやUF細孔を閉塞し,透過性を低減する。本論文では藻ファウリングに関する重要な点,せん断,について研究した。渦鞭毛藻類,Heterocapsa pygmaeaの菌株を実験室で成長させて実験に供した。藻をポンプで非常に狭いバルブを通すことでせん断した。せん断された藻とせん断されない藻のサンプルをMF及びUF膜でろ過し,フラックスに及ぼすせん断の影響を測定した。フイード及び透過サンプルを分析してどのようにせん断が有機物排除に影響したかを測定した。せん断サンプルは非せん断サンプルより激しいフラックスの低下を起こし,せん断の後では痛みを与える有機物(AOM)の排除は消滅した。フラックス低下の原因になるファウラントのサイズを調べる為にせん断及び非せん断サンプルを0.1μmPVDF膜でろ過する前にサイズ分別を行った。高ファウリング成分は0.22μmより大きい細胞から誘導された物質であった。藻の細胞そのものはフラックス低下に小さい影響しかなかった。高分子量有機物がせん断過程で放出されたが,フラックス低下はその放出には関係がなかった。このようにこれら短期間の実験では溶解した痛みを与える有機物の吸着は主なファウリングメカニズムではなかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
膜分離  ,  用水の化学的処理 

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