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J-GLOBAL ID:201002217922513041   整理番号:10A1072779

安全性に配慮した農薬の熱分解メカニズム:マンコゼブのケース

Mechanism of thermal decomposition of a pesticide for safety concerns: Case of Mancozeb
著者 (4件):
資料名:
巻: 184  号: 1-3  ページ: 6-15  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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空気雰囲気と不活性雰囲気の両方での市販のマンコゼブ製品の熱分解を,熱重量分析と実験室規模の20°C~950°Cの熱処理の間の気体と固体生成物の分析により調べた。本研究の目的は,種々な雰囲気の下での殺虫剤の熱分解メカニズムを把握し,健康と環境への脅威となる恐れのある貯蔵所の火災から放出される可能性のある固体と気体の汚染物質を化学的に同定することにある。マンコゼブの熱分解は20°Cから950°Cの間で起こり,950°Cで,主に,CS2とH2Sの放出とMnSとZnSの生成に至る。空気の下でのマンコゼブの熱酸化は150°C~950°Cの間で生じ,CO・CO2・硫黄ガス(CS2とSO2)の生成を伴う。第1段階は(155-226°C)はCS2の消失とエチレンチオ尿素・ZnS・MnSの生成である。金属硫化物が226°Cと650°Cの間でZnOとMnSO4に酸化される(第2・第3段階)。次に,MnSO4が,650°Cと950°Cの間の最後の段階(第4段階)でMn3O4に酸化される。950°Cで,炭素の回収は95%に近い。硫黄回収は98%に近く,SO2とCS2に等分される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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害虫に対する農薬  ,  分解反応  ,  安全管理 
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