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J-GLOBAL ID：201002217941369954   整理番号：10A0975083

遺伝子組換え作物の第一種使用における生物多様性影響評価の進め方

著者 (1件)： 與語靖洋 (農業環境技術研)
資料名： Journal of Pesticide Science  (Journal of Pesticide Science)
巻： 35  号： 3  ページ： 377-382  発行年： 2010年08月20日 
JST資料番号： F0886B  ISSN： 1348-589X  CODEN： JPSTCF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 遺伝子組換え作物の生物多様性影響評価の基本コンセプト,遺伝子組換え作物の第一種使用における評価項目,第一種使用規定の承認手続きと承認の流れ,評価書の構成などを解説した。また,イベントごとに評価する必要性,スタック系統の評価方法,隔離圃場試験の必要性,科学的根拠が不十分な試験による評価書への注意,および承認された作物の形質の種類などについて述べた。将来の食糧事情を考慮すると,遺伝子組換え作物の社会経済的価値は極めて高いと思われる。遺伝子組換え作物の生物多様性への影響評価を標準化することは非常に難しいことだが,消費者の信頼と安心を得るために安全性を科学的に確認することは今後も重要であると考えた。

シソーラス用語： *農作物 ,  *トランスジェニック植物 ,  *生物多様性 ,  環境影響 ,  環境アセスメント ,  *リスク評価 ,  法規 ,  遺伝子操作 ,  作物育種
準シソーラス用語： *遺伝子組換作物 ,  カルタヘナ法

分類 (4件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  作物栽培一般  (FC03010R) ,  作物の品種改良  (FC02030G) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (19件)：

• Cartagena Protocol on Biosafety to the Convention on Biological Diversity. 2000
• 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律. 2003
• Biosafety Clearing-House (BCH). http://bch.cbd.int/
• バイオセーフティークリアリングハウス. http://www.bch.biodic.go.jp/. 2010
• カルタヘナ法に基づく第一種使用規程が承認された遺伝子組換え農作物一覧. http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/c_list/pdf/01v.pdf

タイトルに関連する用語 (3件)： 遺伝子組換え作物 ,  生物多様性 ,  影響評価