文献
J-GLOBAL ID:201002217955882476   整理番号:10A0660624

イネの未受精穀粒の簡易推定法

Convenient Estimation of Unfertilized Grains in Rice
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 289-296 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イネの受精障害は早期生殖期に温度ストレス又は水分ストレスをかけた植物及び重い小穂を垂れる多収栽培品種の最大収量の決定要因である。バルク試料から調査用のストレス抵抗性又は高登熟栽培品種の選択と未受精小穂の迅速同定は重要であるが,未受精小穂は通常外観とマニュアル手順書によって測定するために時間が掛かる。本稿の目的はイネ未受精小穂を同定する簡便法の開発である。水田で栽培したTakanari小穂はエタノール/水混合液で比重が違う溶液を用いて浮遊と沈降小穂に選別した。未受精小穂は光透過によって小穂内の穀粒をチェックし,小穂は手動で調査して同定した。浮遊小穂の比率はエタノール濃度の上昇と伴に減少した。そして,浮遊小穂の比率は未受精小穂の比率及び比重が70%以上のエタノールに相当する0.90×103kgm-3以下のときに一致した。実用範囲の温度では比重の変化は殆どなかった。80%-エタノール溶液では,異なる窒素施用下で栽培したTakanariと小穂サイズが異なる栽培品種の浮遊小穂の比率は,およそ未受精小穂の比率と一致した。しかし,浮遊小穂の比率は未受精小穂より5~7%高かった。70%エタノール溶液の利用は一部のイネ栽培品種で有意差が大きくなった。重力方法はイネのバルク試料で未受精小穂の同定に便利であることを確認した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  植物生理学一般 
引用文献 (19件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る