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J-GLOBAL ID:201002218031403004   整理番号:10A0283536

日本海低次生態系モデリング

Lower Trophic Level Ecosystem Modeling in the Japan Sea
著者 (4件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 147-154  発行年: 2010年02月26日 
JST資料番号: L3747A  ISSN: 1342-2758  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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窒素循環を考慮した物理-生態系モデルを日本海に適用し,朝鮮半島東岸や対馬海峡の窒素供給源としての役割や大気由来窒素が日本海の基礎生産に及ぼす影響について検討した。クロロフィルa濃度や溶存無機態窒素(Dissolved Inorganic Nitrogen:DIN)濃度の季節変動を再現後,まず,窒素供給源として湧昇域である朝鮮半島東岸及び対馬海峡東水道,西水道を設定した仮想トレーサー実験を行った。日本海南西部海域では,DIN濃度に占める対馬海峡西水道及び朝鮮半島東岸から供給された窒素の割合が高く,周年DIN濃度が低い日本海南東部海域では,対馬海峡東水道から供給されたものの割合が高かった。基礎生産で消費されたDINについて,最もその割合が高い供給源によって海域を分けると,日本海南部海域はほぼ対馬海峡東西水道で占められていた。次に,海面への窒素化合物沈着を入れた場合と入れない場合で計算を行い,基礎生産量や懸濁態有機窒素沈降量(輸出生産量)を比較した。貧栄養海域である対馬暖流域において,夏季に窒素沈着有無による基礎生産量の差が大きかった。輸出生産量に占める窒素沈着量の割合は日本沿岸で相対的に高かったことから,大気由来窒素の新生産への寄与は日本沿岸海域で大きいことが示唆された。(著者抄録)
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