文献

J-GLOBAL ID：201002218099697022   整理番号：10A0768960

OCSネットワークとP2Pの適応的連携に基づくコンテンツ配信システム

Content Distribution System based on Adaptive Cooperation between P2P and OCS Network

著者 (3件)： 高木祥伍 (大阪府大 大学院工学研究科) ,  谷川陽祐 (大阪府大 大学院工学研究科) ,  戸出英樹 (大阪府大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 93(NS2010 28-37)  ページ： 19-24  発行年： 2010年06月17日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,WDM(Wavelength Division Multiplexing)技術に基づく光ネットワークに関する研究開発が積極的に行われている。しかし,光ネットワークの特性を直接アプリケーションに結び付けた研究はほとんど行われていない。一方,コンテンツ配信システムとしては,P2P(Peer-to-Peer)を用いた配信技術に関する研究開発が行われている。現在,P2Pを用いたコンテンツ配信システムは,IPネットワークを中心に研究が行われており,光ネットワークへ適用した研究は行われていない。そこで,本稿では,これらの技術を融合し,より効率的にコンテンツの配信を行う方式を提案する。光ネットワークにおけるスイッチングに関しては,原理的に複数の方式が挙げられるが,ここでは最も実現性の高いOCS(Optical Circuit Switching)を用いたネットワークに注目する。また,P2Pアプリケーションとしては,汎用性の高いBitTorrentを基本として設計を行う。さらに,計算機シミュレーションにより,本提案方式の有効性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *通信網 ,  WDM【信号】 ,  回線交換 ,  *通信方式 ,  *情報配布 ,  経路 ,  資源割付 ,  比率
準シソーラス用語： BitTorrent ,  LSP ,  *コンテンツ配信 ,  パケット配信率 ,  *ピーツーピー通信 ,  *光ネットワーク ,  光回線交換 ,  波長割当

分類 (2件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (10件)：

• LUA, Eng Keong. A Survey and Comparison of Peer-to-Peer Overlay Network Schemes. IEEE COMMUNICATIONS SURVEY AND TUTORIAL. 2004, MARCH
• IZHAK-RATZIN, Rafit. Team Incentives in BitTorrent Systems. Proc. ICCCN 2009, San Francisco, USA, Aug. 2009
• COHEN, Bram. Incentives Build Robustness in BitTorrent. Proc. the 1st Workshop on Economics of Peer-to-Peer Systems, 2003. 2003
• RIPEANU, Matei. Peer-to-Peer Architecture Case Study : Gnutella Network. 2001
• YANG, Beverly. Comparing Hybrid Peer-to-Peer Systems. The VLDB Journal. 2001, Sept., 561-570

タイトルに関連する用語 (4件)： P2P ,  適応 ,  連携 ,  コンテンツ配信システム