抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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小中高校生の学力低下,理科離れ,科学嫌いが問題視されるようになり,将来の国内産業における技術力の低下と優秀な人材不足,経済力の退潮などが社会的な問題として重要視されている。このような社会的な問題に対処するために,愛知工業大学では,2001年から様々な公開講座を実施してきた。本論文では,これら公開講座を受講した生徒が,数年後に講座を振り返ってどのように感じているのかについて,追跡調査を実施した。そして,今回得た追跡調査結果と講座受講直後に得たアンケート結果との比較検討をした。その結果,集中的に実施した短期の公開講座は,一時的にも,理科,科学への興味関心を持たせることができていることがわかつた。しかし持続的な効果が低いために,議座を受けてから再度,興味をもたせるようなことをしないと,興味関心が低下していることもわかつた。