抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本の製粉業は戦後から現在に至る中で小麦粉の供給という役割を担ってきた。装置産業と言われる製粉業では129社の製粉会社があるが,大規模な施設を所有する大手製粉会社は4社であり,この4社で国内シェアの70%を占めている。日本の製粉業の変遷から現在の製粉業の成立ちを考え,大手製粉会社と中小製粉会社を財務分析から考察し,北海道の中小製粉会社の試みに着目することで中小製粉会社の経営戦略を探った。1)日本における製粉業の変遷,2)日本の製粉業の経営状況,農商工連携による北海道の製粉業の動向。今後,中小の製粉業においては北海道の江別製粉株式会社の取組みのように製造業としての立ち位置から地域に根差した流通全体に係わる視野の広い経営戦略が求められてくる。