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J-GLOBAL ID:201002218157502350   整理番号:10A1330411

破壊の要因を破面観察から探る 破壊のメカニズム

著者 (1件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 450-457  発行年: 2010年10月28日 
JST資料番号: G0963A  ISSN: 0288-0490  CODEN: NESHDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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材料の破損事故解析で実用される破面観察では脆性破壊,疲労破壊,延性破壊などの破壊モードを識別し,破壊原因解明の指針を得るが,破面には割れの経路とその進展に伴う変形を示す破壊機構が重要である。その第一は破壊様式に特徴的な要因と役割であり,第二は様式に共通する基本的破壊現象である。本稿は後者の観点から論じた。脆性破壊をGriffith条件及びRiceによるJ積分から説明し,脆性破壊基点に注目する。シャルピー試験による延性・脆性破壊遷移と延性破壊を概括した。延性破壊においては,第二相粒子に起因するボイド生成もあるが,塑性変形に伴う原子空孔の発生とその凝集による微小ボイド生成が重要であると論じた。塑性変形は結晶転位密度の増加,変形の局所化と塑性不安定性と転位運動に伴う格子欠陥を生成し,典型的にはマトリックスのアモルファス化を引起す。塑性変形に伴うナノ損傷生成という観点は材料評価や材料設計指針の新しい展開において重要である。
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分類 (2件):
分類
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金属組織観察法  ,  金属材料 
引用文献 (25件):
  • 南雲道彦. 水素脆性の基礎. 2008, 197
  • ONYEWUENYI, O. A. Hydrogen Degradation of Ferrous Alloys. 1985, 414-453
  • KOTT, J. F. Fundamentals of Fracture Mechanics. 1976, 98
  • 矢川元基編. 破壊力学. 1994, 32
  • KOTT, J. F. Fundamentals of Fracture Mechanics. 1976, 164
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