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J-GLOBAL ID:201002218181353943   整理番号:10A0926391

新しい核酸類似体は強い血管新生活性を示す

A novel nucleic acid analogue shows strong angiogenic activity
著者 (12件):
資料名:
巻: 399  号:ページ: 699-704  発行年: 2010年09月03日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新しい核酸類似体(2Cl-C.OXT-A)は,ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)の管形成を有意に促進した。100μMでのその最大活性は,陽性対照,血管内皮成長因子(VEGF)のそれより強かった。この濃度で,2Cl-C.OXT-Aは,HUVECの増殖および移動を中等度に促進した。2Cl-C.OXT-AがHUVECで血管新生反応をどのように促進するかの機構的見識を得るため,燐酸特異的抗体プローブを用い,免疫ブロット分析を行った。2Cl-C.OXT-Aは,MAPキナーゼERK1/2および上流MAPキナーゼキナーゼMEKの頑健な燐酸化/活性化を誘導した。逆に,MEK阻害剤,PD98059は,2Cl-C.OXT-Aにより共に増強される,ERK1/2活性化および管形成を消失した。これとは異なり,2Cl-C.OXT-Aにより誘導されるMAPキナーゼ反応は,VEGF受容体チロシンキナーゼの特異的な阻害剤,SU5416によっては阻害されなかった。これら結果は合わせて,2Cl-C.OXT-Aが,MEKとERK1/2よりなるMAPキナーゼカスケードにより仲介される,HUVECにおける血管新生反応を誘導するが,VEGF受容体チロシンキナーゼとは無関係であることを示す。ニワトリ絨毛漿膜(CAM)およびウサギ角膜を用いたin vivo分析も,2Cl-C.OXT-Aの血管新生能を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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生物学的機能  ,  血管系 
タイトルに関連する用語 (3件):
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