抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本グループでは,これまでJavaプログラミング教育における学生の学習支援,教員の負担軽減を目的として,テスト駆動型開発手法による,その支援システムを提案している。本システムでは,教員は,まず課題に対する模範解答コードとテストコードを登録する。次に学生は,テストコードを仕様書として解答コードを作成・提出する。その上でシステムがその自動検証を行う。本稿では,学生のソフトウェアテストに関する知識を深め,正しいコード仕様作成のための教育支援を目的として,学生によるテストコードの作成・提出を可能とするシステムの拡張を行う。併せて,本システムの実用性を高めるため,複数の講義科目での利用,セキュアなプログラムテスト環境の構築も行う。後者は,学生の不完全なコードが及ぼすシステムへの悪影響の抑制を狙いとしている。学生25名による評価実験により,本システムの有効性を示す。(著者抄録)