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J-GLOBAL ID:201002218221687475   整理番号:10A0952329

高感度及び選択的細菌検出のための分子プローブとしてのバクテリオファージテイルスパイク蛋白質

Bacteriophage tailspike proteins as molecular probes for sensitive and selective bacterial detection
著者 (8件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 131-138  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ネズミチフス菌の高感度かつ選択的検出のためのバクテリオファージP22由来遺伝子操作テイルスパイク蛋白質(TSP)の使用を報告する。大腸菌での組換蛋白質発現及び精製を用いて二変異TSP,1つはN末端システイン(N-Cys)と他はC末端システイン(C-Cys)を高収率で得た。変異TSPは無傷P22ファージの野生型TSP(wtTSP)と同様に天然エンドラムノシダーゼ酵素活性も持っていなかった。Cys標識をチオール化学によってこれらTSPを金被覆表面上に固定化するために使用した。その結果はTSPのN-Cys構造が25.87±0.61細菌/100μm2の細菌捕捉密度を,C-Cys構造が8.57±0.19細菌/100μm2の密度を与えることを検証した。これは表面上TSPの適切な方向が宿主細菌の効率的捕捉に重要であることを確認した。また変異N-Cys TSPの細菌捕捉密度はwtTSPと同様に無傷P22ファージに対して得られたものの6倍であった。金基板上への細菌の非特異的結合を防止するための保護層として用いてBSAを用いた。認識特異性は3株の大腸菌を用いて無視少結合を確認した。さらに,宿主細菌は表面上にTSPが不在であると全く結合しなかった。また,表面プラズモン共鳴を用いて金被覆SF-10ガラスプレート上に固定化したN-Cys mTSPの選択的リアルタイムな分析的検出を示した。検出感度は細菌103cfu/mlであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生化学的分析法  ,  微生物検査法  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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