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J-GLOBAL ID:201002218234369995   整理番号:10A0626763

ガソリン車およびディーゼル車由来の水素分子(H2)放出

Molecular hydrogen (H2) emissions from gasoline and diesel vehicles
著者 (6件):
資料名:
巻: 408  号: 17  ページ: 3596-3606  発行年: 2010年08月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,シャシ動力計で測定した現行のガソリン車およびディーゼル車由来の排気ガス中の各車の水素分子(H2)放出を評価した。絶対H2放出は,オートバイやスクータ(141±38.6mg km-1)に対して最も高いことが判明し,ガソリン動力の自動車(26.5±12.1mg km-1)に対するよりもほぼ5倍高い。全てのディーゼル動力の自動車は最低量のH2(~0.1mg km-1)を放出する。自動車に関しては,低温始動を前提としたサブサイクルに対して最高の放出因子が観察された(平均53.1±17.0mg km-1)。また,高速度は少なくとも150km h-1に達したサブサイクルに対してH2放出因子の上昇を引き起こした(平均40.4±7.1mg km-1)。ガソリン動力の自動車由来のH2/CO比(mol mol-1)は変動し(サブサイクル平均0.44-5.69),また一般的に交通影響測定に関する以前の大気比特性よりも高い(自動車に対する平均1.02,二輪車に対し0.59)。H2とCOの両者の高い絶対放出に相当する最低平均単一サブサイクル比が低温始動(自動車に対して0.48,二輪車に対して0.44)および高車速時(自動車に対し0.73,二輪車に対し0.45)に観測された。本成果は環境大気における観測されたH2/CO比にとってこれらの条件の重要性を表わしている。全体として,二輪車はガソリン動力の自動車(0.75-3.18)由来のそれよりも低いH2/CO比(0.48-0.69)を示した。触媒コンバータ無しの研究を通して観測した低いH2/CO比とともに,本観察結果は,低開発(すなわち二輪車)および古い自動車技術が過去の文献に発表されている大気H2/CO比に大きく関与していることを示唆している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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大気汚染一般  ,  排ガス処理 
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