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J-GLOBAL ID:201002218388954130   整理番号:10A0996069

土壌CO2及びラドン濃度から推定された林床CO2フラックス

Forest floor CO2 flux estimated from soil CO2 and radon concentrations
著者 (2件):
資料名:
巻: 44  号: 36  ページ: 4529-4535  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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森林における炭素サイクルの定量的な理解を持つことは地球温暖化問題の予測に極めて重要である。土壌中の二酸化炭素生成は森林における最大のCO2源であり,大きな時間的・空間的変動を示す。森林中の多くのサイトでの土壌CO2フラックスの連続的観測はしたがって森林の代表的な土壌CO2フラックスの取得に必要である。この研究では,土壌のラドン及びCO2測定から間接的に土壌CO2フラックスを測定する方法を理論的に改変して,土壌の一つの深さにおける土壌ラドン及びCO2濃度の測定から,土壌CO2フラックスを簡便に測定する方法を提示した。この改変した方法を実験的に試験するため,31日期間にわたり連続的に野外観測を行った。観測期間を通して土壌表面近くの土壌含水量の変化は小さかったので,土壌CO2フラックスを推定するために一定のCO2有効拡散を仮定した。そのように仮定した後,土壌CO2フラックスを,土壌ラドン及び土壌CO2濃度からそれぞれ計算された有効拡散係数と土壌CO2濃度勾配の積として計算した。推定されたフラックスは1.9~5.8μmol/m2/sの範囲にあり,通常の換気チャンバー法で測定した参照値と良好な一致を示した。この結果から,土壌の一つの深さにおける土壌ラドン及びCO2濃度の測定に基づく改良勾配法は,少なくとも土壌含水量の変化が小さい条件下では信頼性があると結論される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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森林生物学一般  ,  環境問題  ,  土壌物理 

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