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J-GLOBAL ID：201002218411768463   整理番号：10A0460701

醸造増殖中の酵母遺伝子転写の差

Differential Yeast Gene Transcription During Brewery Propagation

著者 (8件)： GIBSON Brian R. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR) ,  GRAHAM Neil S. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR) ,  BOULTON Chris A. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR) ,  BOX Wendy G. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR) ,  LAWRENCE Stephen J. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR) ,  LINFORTH Robert S.T. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR) ,  MAY Sean T. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR) ,  SMART Katherine A. (Univ. Nottingham, Leicestershire, GBR)
資料名： Journal of the American Society of Brewing Chemists  (Journal of the American Society of Brewing Chemists)
巻： 68  号： 1  ページ： 21-29  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0898A  ISSN： 0361-0470  CODEN： ASBCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Saccharomyces pastorianusを麦汁80%及びマルトースシロップ20%を含む140hLの容器内20°Cで30時間増殖させ,一定時間毎に試料を採取し,発酵可能糖のスクロース,グルコース,フルクトース,マルトース及びマルトトリオースをHPLC分析し,18種アミノ酸をGC-MSで分析した。酵母はマイクロアレー分析によりトランスクリプトーム反応を調べた。転写プロファイルは387遺伝子を含むI群,228遺伝子のII群,358遺伝子のIII群,53遺伝子のIV群の4群に分けられた。最大の変化は接種後最初の8時間に起こり,栄養素摂取が最大となり,アミノ酸及び糖類利用の多くの遺伝子が活性化された。単糖類の消費後には抑制解除反応が見られた。接種後ストレス反応性遺伝子の多くが浸透圧ストレスによると考えられる活性化を示した。酵母細胞は,接種後数時間栄養及び転写の変化により活性化されるためにストレスを受けるが,ダイナミックはトランスクリプトーム反応によりこれらストレスに対処していると結論できた。

シソーラス用語： *ビール醸造 ,  *ビール酵母 ,  *転写【遺伝】 ,  細胞増殖 ,  アミノ酸 ,  炭水化物 ,  酵母菌属 ,  GC-MS分析 ,  遺伝学実験技術 ,  *解析 ,  トランスクリプトーム ,  ストレス
準シソーラス用語： Saccharomyces pastorianus ,  トランスクリプトーム解析 ,  *遺伝子解析 ,  浸透圧ストレス

分類 (2件)： ビール  (FK04022P) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 醸造 ,  増殖 ,  酵母 ,  遺伝子転写