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J-GLOBAL ID：201002218438388174   整理番号：10A0723295

まぐろ延縄漁業における混獲回避技術

Review of bycatch mitigation measures in tuna longline fishery

著者 (2件)： 清田雅史 ((独)水産総合研究センター遠洋水産研究所) ,  横田耕介 ((独)水産総合研究センター遠洋水産研究所)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 76  号： 3  ページ： 348-361 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： まぐろ延縄漁業におけるサメ,海鳥,海亀等の混獲回避技術を作用機構に基づき分類・解説する。延縄漁業において非漁獲対象生物が混獲され死亡に至る過程は共通しており,通常は 1)漁業と混獲生物の時空間的分布が重複する;2)混獲生物が釣餌もしくは漁獲物の存在を知覚し接近する;3)漁具と接触する;4)釣針に掛かるか漁具に絡まる;5)死亡する,という段階を経る。種々の回避技術は,この一連の過程を遮断することによって混獲生物と漁具の干渉を回避し,死亡を抑制するものであり,複数の方法の併用によって効果が高まる。(著者抄録)

シソーラス用語： *漁獲 ,  環境保全 ,  *延縄 ,  マグロ ,  *漁業 ,  ウミガメ科 ,  鳥類 ,  漁具 ,  野生生物 ,  *混獲 ,  海鳥 ,  *産業 ,  脊椎動物
準シソーラス用語： 環境保護

分類 (2件)： 漁労一般  (FH03010G) ,  漁労装置,漁具  (FH03040N)

引用文献 (79件)：

• FAO. The ecosystem approach to fisheries. FAO Technical Guidelines for Responsible Fisheries. 2003, 4, Suppl. 2
• ALVERSON, DL. A global assessment of fisheries bycatch and discards. 1994
• HALL, MA. By-catch : Problems and solutions. Mar. Pollut. Bull. 2000, 41, 204-219
• PAULY, D. Towards sustainability in world fisheries. Nature. 2002, 418, 689-695
• 清田雅史. 延縄漁業における海鳥類の偶発的捕獲 : 問題の特性と回避の方法. 山階鳥研報. 2002, 34, 145-161

タイトルに関連する用語 (4件)： まぐろ ,  延縄漁業 ,  混獲 ,  回避